Interview

Actosleadingの経営するヘアサロンmulumの社内インタビュー

“デキる”ビジネスマン請負カリスマ・流拓也が伝授する
<理想のヘアスタイルを実現する方法>

新規で来られる男性のお客さまは、周囲に「かっこよくなったね」と言われることに抵抗のある方や、ヘアスタイルのセットが億劫な方、そもそも知らない方が多い印象があります。

なので私は、そんなにこだわったセットをしなくても、かっこいい髪型にできるんだよってことを伝えることを第一に接客を行っています。

馴染みの美容室や理容店がないという方は、『理想のヘアスタイルの画像』を用意することが最もおすすめです。

お客さま用のタブレットを用意しているお店も多いので、画像を持ち込むのが気恥ずかしい方は、自分がかっこいいと思う髪型の画像をいくつか選んで、なりたいイメージを伝えてスタイリストと共有できるようにするといいでしょう。

 注意していただきたいのは「自分に似合う髪型」ではなく、「かっこいいと思う髪型」を選ぶということです。

「自分に似合う髪型」と「かっこいいと思う髪型」は、似ているようで全然違います。

自分に似合う髪型はわからなくても、かっこい髪型ならわかるはず。

また、写真の提示やかっこいい髪型と惹かれたポイントを伝えるほか、「日常的に髪型をセットするかどうか」も、ヘアスタイルを決めるうえで重要な判断材料になります。

当然ですが、画像検索で出てくる髪型はセットしているものがほとんどです。普段からセットする習慣のない方には億劫に感じてしまったり、時間の確保が難しかったりすることもあるので、僕はきちんと説明をしたうえでカットするようにしています。

セットをしない方にすすめられる髪型もあるので、セットするかどうかを伝えるだけでも担当のスタイリストはカットしやすくなると思います。

 あとは前髪や横髪、もみあげなど、場所ごとに好みの長さがあれば伝える時に気をつけて欲しいことがあります。

たとえば「前髪を短くしたい」として、『短い』の感覚がスタイリストとお客さまの間で異なることがあります。おでこを出すのか、眉毛にかかるくらいにするのか、カットする長さによって仕上がりや印象が大きく変わるので、僕の場合はできるだけ物理的な長さを確認するようにしています。

 最後に一度髪を切って終わりではなく、美容室やスタイリストをリピートするのが重要です。

 お客さまごとの生えグセや伸び方のムラ、カラーなら色の入り方や抜け方などの特徴は、何度かご来店頂くことでスタイリストがしっかりと把握できるため、スタイルをより長持ちさせられるカットやイメージに合うカラーの再現性をグッと高めることができます。

また、繰り返し来店していただいければ、前回とは違ったかっこいい髪型を提案することができたり、サービスをより充実させられます。毎回、別の店に行くのはお客さまにとっても面倒だと思うので、ぜひ行きつけの美容室やスタイリストを見つけてみてはいかがでしょうか。

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流 拓也

[ ヘアサロンmulum  Men’s Stylist ]